2018.7.17(5日目)
明日の早朝のフェリーで発つのでこの日が実質最終日。
昼過ぎに起きていつものようにバナトラの復活作業へ。
最終日なのでストッキングの上から容赦なくバナナを踏み潰し、真っ黒になったバナトラ汁に浸していく。
(バナトラの効果が薄れる2〜3日で交換したりなんなら別の島にも行けば良かったなーと反省)
とある林道からの景色。空も海も青い。
天候に恵まれた冒険だった。
全てのポイントを巡った後は奄美野生生物保護センターへ。
長年の"""憧れ"""の一つ、現在では採集禁止であるアマミマルバネクワガタの標本を見るなど。
来年の秋は本格的な機材を用意して撮影に行こうかなー
晩飯は奄美名物「鶏飯」。最終夜に向けて英気を養う。甘辛い味付けの椎茸が…メチャメチャ美味い…!!
(ぶっちゃけ学食で食ったやつの方が美味かったな)
日没を待ち、いざ最後の戦へ!!!
木の根元に掛けたバナトラを解体すると、スジブトヒラタやアマミコカブトが。
高所掛けのバナトラからはアマミコクワガタの♀が!
少ないとは聞いていたがまさかここまで採れないとは…。(結局この1頭のみ)
本種は比較的標高の高い場所に多いとされているがこの個体が採れたポイントは海抜50m程度だった。
最終夜のアマノコ最大個体(68㎜)、若干金粉がかっている様に見える。最終夜マジックは起こらず、ついに2日目の76㎜を超えることはなかった…。
キャンプ場に戻ったのは翌日の午前3時半。帰りのフェリーは約2時間後の午前5時50分。
さっさと荷物をまとめて港に向かわねば。しかしあまりの眠さにいつのまにかテントの中で意識を失ってしまいましたとさ。
(6日目に続く)